京今共饗興雨
京に学び
今日に生かし
自然と共に
人を饗し
笑い興じる
日々のくらし
雨の日も晴れの日も
「京」と「雨」
11月23日(木・祝)。雨晴は新しいお店を日本文化の発信地「京都」に開業いたします。
場所は錦市場の一本北の筋。
時季は今秋の紅葉の盛りの頃。
空間は130年の歴史をもつ京町家。
3つの庭を抱えるこの町家は京の中心地にありながら、
「雨の日も晴れの日も」自然を感じることのできる心地よい場所。
京都の人や町から日本人の精神性を日々学びながら、
日本国内は勿論、世界中に住む同じ価値観を持つ方々に
日本人の美意識、自然観、そして日本の工藝の美しさをお伝えすることを目的とした空間と時間を創ります。
2024年春にはKYO AMAHAREの世界観を実体験できる「茶房」を蔵内に開業予定です。
町家のはなし
「内」と「外」
京都にお店を構えたいと考えた時、思い浮かんだ2つの条件は「光や影の美しさを感じられること」と「建物から風格を感じられること」。内見の一番初めにこの町家と出逢えたのはまさに奇跡としか思えませんでした。
家主である赤井家の皆様が大切に守ってきたこの京町家は、「内」と「外」の境界が曖昧で、どの間にいても3つの庭から光や風、そして雨を感じることができます。
「重要京町家」に指定されている格式高いこの町家のよい部分を生かしながら、今のかたちにどう昇華したのか。その過程をみなさまと共有できれば幸いです。
「舊」と「新」
屋久杉が天井に貼られた小間
華奢で色気のある梁で構成された通り庭
広間の先に見える京都らしい佇まいのお庭
耳を澄ませば数奇者の家主と名大工の当時のやりとりが聴こえてくるような気品が漂ようこの町家。
唯一無二の価値を継承しながら、新しい意匠や素材を組み合わせることでモダンな空間を創り上げます。
KYO AMAHARE をつくる人
「逢」と「合」
雨晴の開業時からお世話になっている方や
KYO AMAHAREをきっかけに出逢った方。
同じ価値観を持つ方々と想いが重なり合うことで生まれたこの空間。
KYO AMAHAREとご縁のある方々にその想いを語っていただきました。
しなもの
「霽」と「褻」
50坪の空間を持つ京町家に並ぶのは、
今の暮らしの中で曖昧になりつつある「霽れ(晴れ)」と「褻(雨)」を意識した作品群。
雨晴/AMAHARE、雨跡/AMARTの常設品や、
「霽れ」を意識した「茶道具」や「懐石のうつわ」をラインナップ。
世界中から注目を浴びる「日本の工藝」の価値を作り手と共に高めながら、
訪れる方々と共に「心地よいくらし」を考えつくります。
雨の日も晴れの日も
KYO AMAHARE
蛸薬師通柳馬場東入油屋町 127番地
営業時間 11:00 ~ 19:00